先日発表された世界ランキングの順位ではアイルランドが1位から2位になりました。(9月22日発表)ニュージーランドが2位から1位に返り咲きました。日本はまた一つ上がって9位になりました。
プールAのなかでは最強と思われるチームがアイルランドですね。
プールAのランキングをもう一度載せておきます。
アイルランド:2位、スコットランド:8位、日本:9位、サモア:16位、ロシア:20位(9月22日発表)
ポイントが変動するのは試合をしたあと。(試合とは国同士の試合、テストマッチ、国際大会など)
ポイントの計算方法がある(今回は計算方法省略)
W杯のポイントは通常の試合の2倍。(増える場合も、減る場合も2倍)
ランキング更新は毎週月曜日に行われる(W杯期間中は随時更新)
さてそれでは、日本代表が9月28日(静岡)に戦う相手アイルランド代表についてのお話しです。
このページの目次
【アイルランド代表】 ラグビーワールドカッップ2019
アイルランド代表は南北アイルランドから選抜された選手からなるチームです。南部のアイルランド共和国(REPUBLIC IRELAND)と北部の北アイルランド(NORTHERN IRELAND)は法律上では別の国となっています。しかし南北に分かれる以前からアイルランドラグビー協会は存在していて、今も両国からの選手で一つの代表チームを組織しているのです。
試合開始前の国歌斉唱は1995年W杯からチーム歌として「Ireland's Call」を歌っています。(ホームゲームでは両国国歌を歌うようです)この年1995年にはアイルランドラグビーはプロチームとなり、のちには2001年に発足したラグビーユニオン・プロ14(PRO14)にも加盟しています。
アイルランドvsスコットランド戦 【9月22日】を振り返る
アイルランドは先日W杯2019年9月22日(横浜)にスコットランドと戦いましたが27-3 と大差で勝ちました。
4トライを奪い、スコットランドをノートライに抑えています。空中戦もスクラムもその強さを見つける圧勝でした。セットプレーとしてはスクラムが10、ラインアウトが12で、これらすべてが成功していました。
日本にとっては手強い相手であることを見せつけてくれました。
ラグビーW杯 の アイルランド
アイルランド代表はW杯に1987年以来毎回出場し過去8大会のうち6回ベスト8に残っています。しかし準々決勝を勝ち抜いたことはありません。
前大会の2015年W杯では準々決勝でアルゼンチンに敗れました。
テストマッチ 日本 ー アイルランド
2017年にアイルランドと日本のテストマッチが東京で行われました。6月17日の第1戦は22−55で日本が敗れ、続いて6月24日の第2戦も13−15で日本が連敗しています。日本のアイルランド対戦はこれで9戦になりましたが日本全敗です。
シックス・ネイションズ の アイルランド
ヨーロッパの6カ国が参加する国際ラグビー大会であるシックス・ネイションズ(Six Nations、6か国対抗)には通算23回優勝しています。2019年大会では3位でした。(優勝:ウェールズ 、2位:イングランド)
アイルランド代表 注目の選手たち
キーマンとなる選手は多様にいますが、どなたもあげる注目の選手はこのお三方が入っています。
ロリー・ベスト(フッカー)、ジョナサン・セクストン(スタンドオフ)、ジェイコブ・ストックデール
ロリー・ベスト(フッカー)主将
1982年8月生まれ。185センチ、119キロ。120キャップ
2018年に大英帝国四等勲章受賞
プロ(アルスター)として15年間200試合以上のプレイを誇る。今回のW杯後は現役を退くと表明しています。
攻守ともに力強いプレイとスクラムでの存在感も見ものです。
ジョナサン・セクストン(スタンドオフ)
1985年7月生まれ。188センチ、92キロ。83キャップ。
2018年のワールドラグビー年間最優秀選手賞に輝く。
司令塔として優れた状況判断。試合の展開を素早く読み攻撃を組み立てる戦術の持ち主。正確なパス、的確なキックで多くの試合を勝利に導いていると、評判。
先日9月22日のスコットランド戦で太ももを痛め、途中交代しましたが、26日には練習に完全復帰するそうです。
おっと、ニュースが入ってきました↓
News!ジョナサン・セクストン(SO)日本戦メンバーから外れる
おっと、先ほどニュースが入りました。9月28日(土)に行われる日本代表 vs アイルランド代表戦 のアイルランドメンバーが発表されました。
ジョナサン・セクストン(34歳・スタンドオフ) は先発もベンチメンバーにも登録されないそうです。
代わってのSOはジャック・カーティーがつとめます。
ジェイコブ・ストックデール(ウィング)
1996年4月生まれ。191センチ、103キロ。21キャップ
得点に結びつけるその力から若き実力者として知られています。
2017年代表レビュー、日本遠征にも参加。2018年シックス・ネイションズでは5試合で7トライ、大会最優秀選手に。
つづく
アイルランド代表 日本戦メンバー (9月26日発表)
28日に行われるアイルランドの日本戦メンバーが発表されました。
ラグビーW杯2019プールA、9月28日(土)・静岡スタジアム
日本 vs アイルランド
21日のスコットランド戦で負傷した司令塔のジョナサン・セクストン(SO)は欠場することになったようです。
⇔は前回スコットランド戦のメンバー、数字はキャップ数です。
◉FW
⇔キアン・ヒーリー 92
⇔ロリー・ベスト(主将) 121
⇔タイグ・ファーロング 37
⇔イアン・ヘンダーソン 49
⇔ジェームズ・ライアン 20
⇔ピーター・オマホニー 60
⇔ジョシュ・バンダーフリアー 20
⇔CJ・スタンダー 34
◉HB
⇔コナー・マレー 75
ジャック・カーティー 8
◉TB
⇔ジェーコブ・ストックデール 22
クリス・ファレル 8
⇔ギャリー・リングローズ 25
キース・アールズ 78
◉FB
ロブ・カーニー 92
◉リザーブ
ショーン・クローニン 70
デービッド・キルコイン 32
アンドリュー・ポーター 19
タイグ・バーン 9
リース・ラドック 23
ルーク・マグラー 15
ジョーイ・カーベリー 19
⇔ジョーダン・ラーマー 17