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速報
10月25日・追記

日本ラグビー協会は10月24日に行われたい委員会で、ジェイミー・ジョセフ氏への次期ヘッドコーチ続投要請を正式に決めました。全会一致で決まったそうです。
2023年までの4年間の契約を提示するそうですが、ジョセフ氏には海外からのオファーもささやかれています。
今大会前にはジェイミー・ジョセフヘッドコーチは続投を希望していましたが、今となっては快諾を得られるものか、どうなりますかねぇ。

南アフリカはやはり強かった。日本完敗でした。トライは0に封じられてしまいました。それでも前半は2点差の3-5で折り返す接戦でした。後半は力尽き「日本3-26南アフリカ」で幕を引くこととなりました。南アフリカは4年前「日本34-32南アフリカ」の雪辱を果たしました。これで南アフリカは2大会連続の4強入りとなり、10月27日の準決勝でウェールズと対戦します。

日本は1次リーグ・プールA で4戦全勝、初めての決勝トーナメントに進んだのですからこれはもうすでに快挙なのです。ですがファンの欲目でしょうか、決勝トーナメントでも一つぐらいは勝てるのではないか、あわよくば決勝まで行けてしまうかも、などと思いましたが。。。

やはり壁は厚いことを実感した試合でした。
しかし、「世紀の番狂わせ」といわれた勝利をあげながら決勝トーナメントに出場できなかった2015年の試合から4年でここまで来たのですから大したものです。
ジェイミー・ジョセフHC

3年前にはヘッドコーチとしてジェイミー・ジョセフを招聘し、結束した強いチームを作り上げることに専念しました。15人の海外出身選手(出身地は7カ国)も入って謂わば多国籍チームの様相を呈するほどです。ルーツの異なる選手を一つのチームにまとめ上げることは、ヘッドコーチの力だけではなく、すべての選手の工夫や努力が必要だったことと思います。
(こちらもどうぞ⇨ラグビー日本代表の中の外国出身選手【国境を越えたスクラム】
その甲斐あってジェイミー・ジョセフヘッドコーチが打ち出した「ONE TEAM」の旗印のもと、日本大会に向けての取り組みが功を奏して8強入りを果たしました。

日本代表がこのような舞台で、屈強な海外勢と5週連続で闘い4戦連勝してきたのです。4戦の中にはアイルランドやスコットランドのようなティア1のチームもありました。ティア2のチームが8強入りしたのは2007年のフィジー以来のことでした。("ティア"についてはこちらの記事をご覧ください⇨【ティア1,2,3 という階級】  )

リーチ主将始めそれぞれの選手の取り組みと活躍があったからこそ初のベスト8にまで来られたのですが、彼らを導いたジェイミー・ジョセフHCの存在を見逃すことはできません。

ところが、彼の去就についての報道が入ってきました。(10月22日)それによりますと、ヘッドコーチの続投は白紙状態なのだそうです。

ジェイミー・ジョセフHCの手腕は海外からも高い評価を得ていて、オファーもあるようです。しかし日本協会からの正式な続投要請はまだないのだそうです。

ジェイミー・ジョセフHC以外に選択肢はないとする関係者もいれば、異を唱える人もいて日本協会は足並みが揃っていないのだとか。

ジョセフHCにとどまって指揮を続けていただきたいと、私たちファンの多くが望んでいると思うのですが、難航しそうな様相となってきましたね。

(参考: 日刊スポーツ[2019年10月22日4時0分] https://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/201910210000857.html)

追記1.10月24日

オーストラリアは先日10月19日の決勝トーナメント準々決勝でイングランドとあたり、40−17で敗れました。オーストラリアはマイケル・チェイカHCの退任が決まっていますが、その後任候補の一人としてジェイミー・ジョセフの名が挙がっているそうです。

追記2.10月24日
本日10月24日ラグビー日本代表次期ヘッドコーチの選考委員会が行われるそうです。森会長は、若干名いる候補者の中でジェイミー・ジョセフが最上位と考えてはいるようです。

私個人の思いは是非ともジェイミー・ジョセフHCに残留してもらいたい。でも海外から報酬面でも高額なオファーも来るのでしょうね。

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