ラグビーW杯開催まで残すところあとわずかです。
ところで池井戸潤原作の『ノーサイド・ゲーム』というドラマをTBS系列でやっていますがご覧になっていますか。7月7日(日)から始まりました。
人気俳優・大泉洋+人気作家・池井戸潤のタッグに加えて2019年ラグビーワールドカップというタイムリーな企画。話題にならないわけがありませんね。
2013年のTBS系「日曜劇場」枠の半沢直樹」シリーズは池井戸潤原作の『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』をベースとしたドラマでした。「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のキャッチコピーは当時たいへん流行りました。
今回のTV『ノーサイド・ゲーム』は小説の題名をそのままに、企業所属のラグビーチームを低迷から立て直すストーリー展開です。
原作小説は急遽読んで見ましたが、TVドラマは小説にどの程度忠実なストーリーなのか、実はわたしはよく知りません。ドラマは録画したまま、まだ一度も見ていないのです。休みにまとめてみようと思っています。その感想はまた機会があればこのページに記します。
小説を読みながら感じたことは、この物語はドラマ化される前提で構成しているのだろうということでした。もちろん読んでいるときのワクワクドキドキは池井戸潤ワールド。一気に読みすすんでしまいました。(池井戸さんはどこかのインタビューの際に「執筆する際には誰が演じるかを頭におくものですか?」と問われて、『執筆が終わってから映像化されるので、頭にはおいてないですね。』と答えていらっしゃいますが。。。)
組織に対して立ち向かっていく人間を描くという予定調和的な展開は否めませんが、それこそが池戸作品の人気でもありましょう。この小説はラグビーのルールなどを知らなくても愉しめる極上のエンターテイメントということになります。
小説『ノーサイド・ゲーム』すこしネタバレ あらすじ
主人公はトキワ自動車(日本の大手自動車メーカー)経営企画室に努める君嶋隼人。
他社を吸収買収する案件が持ち上がるが、君嶋は異議を申し立てた所為で工場へ左遷される。そこで、今は落ち目のラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することになった。君嶋はラグビーの経験もなく知識も皆無であったが、14億円の巨額赤字を抱えた会社のお荷物「アストロズ」を立て直すべく奮闘を続けるのである。
第一部 ファースト・ハーフ
第二部 ハーフタイム
第三部 セカンド・ハーフ
ノーサイド・ゲーム
池井戸 潤 著
ダイヤモンド社
定価 : 本体1600円+税
発売日 : 2019年6月13日
TBSテレビ日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」
2019年7月放映、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS日曜劇場)の原作。経営戦略室から左遷された男が挑む——。低迷ラグビー部を“経済的に”立て直せ!
TBS日曜劇場枠(毎週日曜 21時~21時54分)で放送中。
出演者:
主演・君嶋隼人:大泉洋
君嶋真希 / 松たか子
岸和田 徹 / 高橋光臣
七尾圭太 / 眞栄田郷敦
佐倉多英 / 笹本玲奈
星野信輝 / 入江甚儀 、他
《 アストロズ部員 》
中本元気 / 勝山 翔
玉木俊太 / 榎本鉄平
高輪祐太 / 眞弓葉詩 q
飯野雄貴 / 飯野雄貴
西荻 崇 / 田沼広之 、他
大泉洋さんの好演、評判も上々のようです。ためてある録画を見るのがたのしみです。
TBS「ノーサイド・ゲーム」公式サイト:https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/
ラマの主題歌はシンガーソングライター米津玄師(よねづ けんし)による「馬と鹿」。
「馬と鹿」は『ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろした楽曲。