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国歌斉唱 平原綾香さん| 9月20日(金)開幕戦
ラグビーW杯2019の開幕戦は9月20日(金)に東京スタジアムで行われる「日本代表vsヨーロッパ地区代表」です。「ヨーロッパ地区代表」はロシア代表です。
開幕戦の直前に行われるセレモニーに 両対戦国の国歌斉唱があります。日本国歌斉唱者として、平原綾香さんが決まりました。あのシンガーソングライター・平原綾香さんに決まるのは当然の流れだったような気がしますね。
平原綾香ラグビー日本代表国歌斉唱inSAYONARA国立競技場 20140525
平原綾香さんは2014年の最後の公式戦『ラグビー日本代表対香港代表戦』(旧国立競技場)においても国歌斉唱の役を担いました。また、
2018年には釜石鵜住居復興スタジアムのこけら落としイベントで『いつかこの海を越えて』を釜石東中学校生徒といっしょに歌いました。
(釜石鵜住居復興スタジアム(かまいしうのすまいふっこうスタジアム)はラグビーワールドカップ2019日本大会では、唯一の新設スタジアムです。
『いつかこの海を越えて』作詞作曲のミマス氏は「東日本大震災で大きな被害をうけた岩手県・釜石市立釜石東中学校の生徒の皆さんと一緒に作った歌です。」とおっしゃっています。
「ミマス」氏は 音楽ユニット「アクアマリン」のメンバーで、作詞作曲、キーボード、ギターを担当しています。
「星空・宇宙・自然・旅などをテーマに、生命の大切さや生きることの素晴しさを歌う」音楽家です。文部省国立天文台後援のスターウィーク(毎年8月1〜7日)1999年のテーマソング《COSMOS》でメジャーデビューしました。出典:https://ontomo-mag.com/people/mimas/
ロシアの国歌
日本の対戦相手であるロシアの国歌斉唱者には、アレクサンダー・グラドコフさんに決まりました。
アレクサンダー・グラドコフさんはロシア連邦の中南部の出身。国際舞台で数々の受賞歴があり、いま最も活躍を期待されているオペラ歌手のひとりだそうです。
ロシア国歌は
1833年、ロシア帝国が行なった新たな国歌を創出するコンテストによって、同年12月に出来上がりました。
『神よツァーリを護り給え God Save the Tsar!』(ツァーリとは「王」)
歌詞は詩人ヴァシーリー・ジュコーフスキー、作曲はオペラ作曲家のアレクセイ・リヴォフ。
ロシア帝国国歌『神よツァーリを護り給え』のメロディは、ロシアの作曲家チャイコフスキーの『序曲1812年』と『スラヴ行進曲』の中にもとりいられています。
ラグビーW杯2019 ロシア代表
初戦対戦のロシアチームについて少し触れておきましょう。
ロシアはラグビーW杯ヨーロッパ予選(2017年〜2018年のヨーロッパ選手権)では3位でした。ところが、1位ルーマニアと2位スペインには代表無資格の選手を出場させた不正があって、ロシアが繰り上げられ本戦出場となりました。
ロシアは2011年のニュージーランド大会に続く2度目のW杯です。昨年2018年11月イングランドのグロスターで行われた日本とのテストマッチでは、【日本・32ー27・ロシア】で日本が勝利しました。
とはいっても、日本は序盤からリードされて苦しい展開の後、後半にやっと逆転成功した試合でした。世界ランキング(2019年9月)は日本9位でロシア20位であり格下のチームではありますが、ロシアのパワーあるプレイは脅威であり、決してあなどるわけには参りません。
ロシア代表の試合は次の通りです。
9月20日(金)19:45〜
日本 vs ロシア
◆試合No.9 プールA
9月24日(火)19:15〜
ロシア vs サモア
◆試合No.22 プールA
10月3日(木)19:15〜
アイルランド vs ロシア
◆試合No.31 プールA
10月9日(水)16:15〜
スコットランド vs ロシア
■ロシア代表監督はリン・ジョーンズ。2018年8月からロシア代表監督になっています。現役時代はフランカーでした。ウェールズ代表キャップやナミビアのクラブチーム指導などの経験があります。
主将はアルテミエフ。フルバックとして豊富な経歴があります。イングランドのノーサンプトンに所属経験もあります。
開幕戦 航空自衛隊ブルーインパルス 展示飛行【9/20東京、9/25釜石】
同じく9月20日(金)19:45の開幕戦(日本 vs ロシア)に先立って行われる東京会場(東京スタジアム)プレイべントのオープニングでは、
航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行が行われます。
9月25日(水)にはプールDの【フィジー vs ウルグアイ】が釜石鵜住居復興スタジアムで行われます。こちらでも試合開始前に、
航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行が行われます。
青と白の機体6機による、フォーメーションやソロ飛行はまさに感動ののパフォーマンスといえましょう。雄大で華麗そして精緻な飛行は内外からも大きな評価を得ているそうです。
ブルーインパルス展示飛行 予定 概要
場所:東京スタジアム
日付:9月20日(金)
時間:17:10~17:15頃予定(開会式に先立って実施予定のプレイベントのオープニングにて実施)
◆釜石会場
会場:釜石鵜住居復興スタジアム
日付:9月25日(水)
時間:14:10頃予定(試合開始前にて実施調整中)
ブルーインパルス 知ったかぶり

https://ja.wikipedia.org/ブルーインパルス【wikipedia】より

https://ja.wikipedia.org/ブルーインパルス【wikipedia】より
当時は5機体制でしたが、1976年の「第1航空団創立20周年記念式典」のときに、6番機を加えた単独機2機による演技が公開されました。以降特別な場合には6機での演技が披露されるようになっています。
ブルーインパルスの青と白の機体デザインは1992年一般公募されたものです。選ばれたのは精神科医で、ブルーインパルスの熱狂的なファンでもあった斉藤章二氏のデザイン案でした。
ブルーインパルスといえば白煙で描くパフォーマンスも有名ですが、あれに使われているスモークはスモークオイルを気化させて待機中で冷却することによって白い煙のごとく見せているのだそうです。
2011年3月11日はの東日本大震災時は翌12日の「九州新幹線全線開通記念の展示飛
行」予行直後でした。その展示飛行は中止となりましたが、ベースの松島基地が津波の被害を受けたため、帰還することが出来なくなり機体は九州に残されました。隊員は松島基地や周辺地域の復旧作業のために帰還しました。以降は他の基地からの「リモート訓練」やリモートショー形式の展示飛行がつづけられました。2012年度に松島基地へ帰還できることになりました。
アジアで初めてのラグビーW杯が行われる日本で、そして震災からの復興に至った釜石で、地域の人とともに尽力を続けた自衛隊が大会に華を添えるのは意義のあることかもしれませんね。